こんにちは。Naoto将軍です。
最も基礎になるものであり、最も大切と言ってもいいであろう「職務経歴書」の書き方について解説していきます。
Contents
手書きが印象良い?PC作成で大丈夫?
結論、PCで作成することをオススメします。
いろいろな就活や転職の攻略本に、絶対に手書きで書くべきと書かれています。
人柄がわかるとか、本気度が伝わるとか。
学生の頃の就活では手書きで、めちゃめちゃ小さい文字で何枚も履歴書を書きませんでしたか?
これ、見にくいんですよね。
新卒採用は「熱意(=志望動機)」「自己PR(=目的意識とアプトプット)」
中途採用は「経験が活かせるか」「人物像」
それぞれ中心にみる担当者が多いです。
新卒は経験がないので、熱意と素の頭の良さ(=SPI)ぐらいしか見るところないんですよね。
中途採用の場合、「経験が活かせるか」が興味関心ごとのためその部分が端的にわかりやすく書いてあることがいちばん嬉しいです。
イケてる転職エージェントは、登録者全員を同じフォーマットに修正していたりします。
そうすると、企業側はこの転職エージェントから送られてきた履歴書や職務経歴書は見たい部分の経験についてはここに書いてあるというのがわかっています。
手書きかPC作成かという議論も同じで、同じ形になっていた方が見やすいということです。
これは時間の節約になるんです。
面接を担当するのは、採用を専門とする人事はもちろんですが、経営者や現場のマネージャーが多いです。
この人たちって当たり前に忙しいので、端的にわかりやすく説明することはとても大切な要素です。
面接官が面接までにすること
まずはこのデータをご紹介します。面接担当者に聞きました。
Q:履歴書は面接のどれぐらい前に見ますか?
つまり、ほとんどの人が「当日に見る」ということです。
これ悪いことばかりではなくて、できてしまうという意味で、慣れてくれば慣れてくるほどそうゆう傾向になります。
聞く質問とかは、定型的になってくるということです。では2つ目。
「面接で必ず聞かれる質問・用意しておくべき回答」の記事はこちら。
Q:履歴書を読む時間は?
ほとんどの方は20分以下という結果です。
どんな会社で、どんな職種であったかという情報で、大体の仕事のイメージはついてしまうからですかね。
ここから言えることは「そこまでちゃんと見ていない」ってことです。
面接官も自分の本業があるので忙しいといえばそれまでですが、面接の時に初めて履歴書を見て確認をしながら面接を進めていく人は結構の割合で存在します。
それでも成長を続けたいと思っている企業は、人材を採用しますので大切なのは「相手の準備に合わせて面接をすること」ですね。
よりわかりやすく、端的に説明する対応力だったりが大切になってきます。
職務経歴書の書き方
職務経歴書で最も大切なのは「職務要約」です。
はっきり言って、これが「職務経歴書/履歴書」の9割を占めると言っても過言ではないです。
企業や、部署、面接担当者によって求めるものって違います。ですので基本的には企業ごとに自分でカスタマイズすることが必要です。
・定量的な実績を記載すること
−営業なら「実績/目標 達成率●%」、それができた理由は?どんな行動をしたの?
−
・クリエイティブ職はポートレート(実績)が命
−
履歴書の書き方
自己PR
まずはどんな職種にも通用するルールを紹介します。
こんな書き方をすると、相手にわかりやすく伝えることができる方法になります。
文章にする前に「3つ」自分の強みを書いてみる
総合的な能力だと
・コミュニケーション力
・マネジメント力
・仕事のスピード
・プロジェクトマネジメント
営業企画系なら
・to B営業力
・to C営業力
・商材(商品)の企画力
クリエイティブ系なら
・過去の実績
・デザイン力
エンジニア系なら
・言語
・どれだけ最先端知識持っているか
・どんなものを作ってきたのか
マーケティング系だと
・アプリをインストールさせるための広告運用
・GAを使った分析
・ブランディング広告の見せ方
などなど職種によって強みは変わってきます。
3つに絞ると、それを軸に言いたいことも固まってくるのでオススメです。
ただ、例についてはこのままでは少し漠然としているので、もう少し具体的な方が伝わりやすいですね。
職種別の具体的な書き方については少し長くなるので別記事に書いていきます。
職種別「職務経歴書」の書き方はこちら
coming soon
その強みを具体的に発揮できたエピソードをまとめる
①どんな課題があって
②それに対してどんなことをして
③どんな成果が出たのか(定量的に)
求人をよく読み、どんなスキルを持った経験者を求めているのか
求人サイトなどでは応募資格の中に「歓迎するスキル」という形で記載がされている。
志望動機
・その会社でどんなことをしたいか、何を実現したいか
−経験をしかして、●●がしたい。それによって●●な会社にしていきたい。みたいな言い方が“キレイ”ですね。
・取締役以上の面接の場合:その会社の考え方で共感していること
−取締役以下は、会社に対してコミットしている人物のかどうかにもよりますが、会社よりも自分との相性だけを気にしていることが多いです。
以前の仕事でこんなことをしてきた、だからこの会社で働く時にはこういう形で活かすことができるという形で志望動機を準備するといいです。
全く畑違いの職種から応募する場合でも、どんな経験でも経験をどのように活かせるかは大切。考え方や仕事の習慣でも活かせる部分はたくさんあります。
これを話したら相手の印象がマイナスに傾くだろという内容は、極力触れないようにすることが大事です。隠すというよりは、あえて話すことはないという意味ですね。
いかがでしたでしょうか。これまで何千人の履歴書を見てきましたが、正直基本が抑えられていなくて何を書いているのかわからないって人がかなり多いです。
これは肌感ですが、6~7割ぐらいはそうです。
「職務経歴書/履歴書」で落とされるのはもったいないので、参考になれば嬉しいです。
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