こんにちは。Naoto将軍です。
今回はよく相談される「転職回数」について書いていきたいと思います。
一般的に言われているのは「転職回数」が多いと、
・辛いことがあると辛いことがあるとすぐ辞めてしまいそう
・忍耐力がない
などと思われ不利になるという風に考えられています。親の世代なんてそういうでしょうね。
では具体的に企業によっての違いや考え方はどうなのかを解説していきます。
年代別転職回数で持たれる印象
とっくの昔に「終身雇用」「年功序列」なんてないですからね。
と言っているのは、一定の規模以下のスタートアップや中小企業。
地方の地場の優良企業や、業界の最大手企業なんかはまだまだ平均勤続年数が25年なんて企業はいくらでもあります。
なんでかっていうと
・給与が良い(平均1,000万)
・福利厚生が充実している
・長くいると、仕事も慣れてやりやすくなる
・会社が潰れにくい
・世間体も良い
う〜〜〜ん、ベンチャー大好きの僕が見ても辞める理由がない。。。
なので、転職回数の目安は就職したい企業によるんです。
平均的にまとめると、以下の表のような印象です。合否では書きづらいので企業側の印象を書きました。
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | |
20代 | 可も不可もない | 理由聞きたい | 多い印象 | 多い印象 |
30代 | ちょうど良い | ちょうど良い | 可も不可もない | 理由聞きたい |
40代 | 少なくて懸念 | ちょうど良い | ちょうど良い | 可も不可もない |
50代 | 少なくて懸念 | 可もなく不可もない | ちょうど良い | 可も不可もない |
面接では、転職の理由は転職の回数全てで聞かれることが多いです。それが職歴ですからね。合わせてこちらもご覧ください。
【面接攻略】必ず聞かれる質問・用意しておくべき回答
ベンチャー企業の特徴
ベンチャーって規模が小さいので、どうしても経営者の色が出やすいんです。創業社長だと特に。
なので、性格などと同じように相性としてどうしても合う合わないがありますが、これ面接の短時間で見抜くのはほぼ不可能です。雰囲気も、待遇も、本当にいい会社で、経営者も社員のことを大切に考えているのに、合わなくて辞めた人をたくさん見てきました。
そういう理由で、30歳を過ぎて1社しか経験をしていないことがベンチャー企業では逆に懸念されることも多いです。
大手企業の特徴
大手は基本的には新卒採用が中心。
そして、まだまだ学歴社会と年功序列が残っています。
人気企業ランキングや、年収の高い企業ランキングの上位企業は「大学卒業以上」は当たり前ですね。
転職回数で見ても、先述の表を一般的なものとすると「1」少ないぐらいが目安になります。
大手企業とベンチャー・中小企業の数と労働者数
大手企業の数:1万社
中小企業の数:358万社
うん、思ったより差がありますよね。割合でいうと大手企業は約0.3%です。
しかし、労働者数で見ると大手企業で働く人の割合は約30%。
比較をすると1社につき約100倍の人数規模を誇っていることになりますね。