こんにちは。Naoto将軍です。
求人情報サイトを見て、選考受けて、内定し、転職する。
夢いっぱいで入社をすると、、、話が違う❗️❗️❗️❗️
それはよくある話です。
今回は、少しでもギャップをなくすために数百社の取材をし、求人記事を作ってきた僕が求人情報の中でしっかり見た方がいいポイントを解説します。
ここでいう「嘘(ウソ)」=「話を盛っている」というニュアンスが近いかもしれません。
Contents
求人情報で嘘(=盛ること)が多い部分
前提から話をすると、明らかな「嘘」「虚偽」や不誠実な対応は社会から認められなくなりましたよね。
そのような事実が発覚すれば、秒速で口コミ掲示板や、SNSで拡散されるからです。
転職エージェントなども敬遠して紹介をしなくなりますね。
20年前と比較すると、監視の目が行き届く上場企業を中心に労働環境は社会全体で良くなったと言えます。
オフィスでタバコ吸っていたり、、、
お茶汲みって呼ばれる仕事があったり、、、
制服があったり、、、
スタートアップ企業では考えられないこのような企業はもうほとんど見ることがなくなりました。
(地方の中小企業とかだとまだまだあるんだろうな〜〜〜)
そんな中でも、事実と違ったり、入社後のギャップがあると転職者が語るポイントをそれぞれ解説します。
給与
ま、1番気になる部分ですよね。みんな一緒です。
気をつけなければならないというか、そうゆうものだという部分も含めて書いていきますね。
・給与表記で「20万〜50万円」と書かれていたら基本的には20万円の求人
・1.000万円も可能!は制度の話
これは認識が必須です。
給与が20万円の人と、50万円の人って経験もスキルもポジションもできる事が全然違いますよね。
これを一緒にしているのは、給与レンジが高い人の目にも止まって欲しいが、20万円の求人である。
って場合が多いです。
そして、1.000万も可能っていうワード。
これは月給50万円以下の場合、制度的にはそうゆう額を手にすることも可能であるという場合が多いです。
月間売上●●●万円(契約本数●●●本以上)以上で、インセンティブ含めて1.000万円が可能。
という
具合ですが、実際の月間売上●●●万円(契約本数●●●本以上)が全然現実的でない。
全部嘘とは言いませんが、そもそも大手ではこういう言い方はしません。
事業内容
これに関しては、事実通りなことが多いです。マーケティング・コンサルティング的なことを無理やり入れたりすることが多少あるぐらいでしょうか。
違法なことをしていない限り、そもそも事業内容を偽っても企業側にあまりメリットがありません。
仕事内容
入社後にギャップがある場合が多いランキング第2位。
求人や面接の段階では「裁量がある」ように見えて、実際は言われたことをやるだけの組織というのはあるある。
営業をやりたいのに事務っぽい仕事が多い、上流工程をやりたいのにコーディングばっかりしている。。。
「仕事を部下に任せる」ことって実は結構難しくて、出来ていない人は多いんです。
現メンバーがどんな仕事をしているか、部署の人数などを確認してすり合わせをするといいですね。
職種
これも経験者を採用する中途採用において、バックボーンの違いすぎる人を採用しても意味がないので相違が少ない項目。
ここを気にかけなくてもいいでしょう。
労働時間
「ウソ」が多い項目ですね。
そもそもスタートアップに入るなら、20代のうちに仕事をたくさんして成長できることが財産になるので、労働時間を気にするならスタートアップは避けたほうが無難。最近のトレンドだと10:00-19:00が勤務時間で1日3~4時間ぐらいの残業って感じですかね。
そして大手企業について。
大手企業は、法的に多すぎる残業ができなくなりました。正確に言うと法律は昔からありましたが、社会が残業させすぎる企業を許さなくなりました。体育会の風土でゴリゴリ時間で働いていた電通・博報堂も平均残業が1~2時間になっています。
上場企業なら、見込み残業以上はほぼないと言っていいでしょう。
休日/休暇
本当は週1日しか休みがないのに週休2日と書いていたり、求職者を騙そうと思って「嘘」を書くということはほとんどなくなりました。
そもそも求人サイト側が一定のフィルターを通してくれていますし、これはレアケースなので最初からこれを考えなくてもいいかと思います。
労働時間の問題に含まれているのですが、実際に働いてみると、土日祝日に業務がこぼれてしまったり、残業が多いけど見込残業(40時間/月)以上が申請しづらかったりすることはよく聞きます。
福利厚生
これも求人情報との違いは少ないと思っていい項目です。
ちょっとした特別休暇(バースデイ休暇、結婚記念日休暇、美容休暇、リフレッシュ休暇、オリンピック休暇、ペット忌引)はそもそも仕事全体や生活そのものに大きな影響を与えるものではないことが多いので、これを転職の決め手にすることは避けましょう。
部署
スタートアップの場合、部署の統廃合や役割と名称の変更は毎月のように起きています。
これは小さい組織であればあるほどそうです。
部署なんて内容な規模のスタートアップもいくらでもあります。
部署のメンバー紹介というもの同じです。メンバーの入れ替わりや異動が多いのでそれを決め手にすることは避けた方がいいです。
部署で考えるのではなく、自分の仕事内容で考えた方がいいです。
勤務地
これも「嘘」は基本的にはないと考えていい項目です。
現在の住所もあり、その上で応募していますからね。
風土/雰囲気
これが1番の気をつけるポイントです。
「アットホームな雰囲気です!」これ❗️❗️❗️
企業側からするとなんて書いていいかがわからないので、当たり障りなく無難にこう書きます。
つまり、この部分は良い企業も悪い企業も同じように書いていることがあり見分けが付きにくいんです。
スタートアップ企業でオーナーの意向(威光)が強すぎて誰もついていっていないとかよくあります。
人数が少ないと、排他的になりやすかったりもするのでオフィスメンバーが10名以下の時は実際のメンバーに会っておきたいところ。
コロナで接触が難しい時期ではありますが、実際のオフィスの雰囲気を見に行くことが大切だと僕は考えています。
嘘を見極めるためにすべきこと
口コミサイトを見る
食べログで点数が3,3以上だったら、美味しいですよね!?
Amazonでレビュー4,0以上だったら、安心して購入できますよね!?
企業の評価も同じです。
実際に働いたことがある企業の口コミは雰囲気や、体質、評価や給与の上がり方まで正確に教えてくれます。
以下のような代表的な口コミサイトは必ず覗くべきです。
今の口コミサイトはとても見やすいですね。
この数時を見ても、「NTT DATEの将来性・20代の成長環境は高い」「三井不動産は、多少年功序列が残っていそう」など納得できる数字感です。
・OpenWork
・転職会議
・キャリコネ
・ライトハウス(旧:カイシャの評判)
ちなみに、基本的にその企業を辞めている人が書いているので悪いことが書かれているケースも多いです。
数人の人が同じ部分を指摘しているようだったら、そのような性質を持ってると考えて良いでしょう。
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スタートアップ企業で特に気をつけるべきポイント
スタートアップ企業のよくある特徴
・社長がオーナーで立ち上げている
・従業員数が50人以下
・35歳以下の社員の比率が高い
・事業が1つ
この特徴を持っていると、社長の力が強くなりがちです。
オーナーという立場が、社長に決定権を与えると勘違いさせ、なんでも意見を通しがちになったり。
従業員50人以下だと、すべてに目が行き届くので、何にでも意見をしがちになったり。
35歳以下の社員は、まだ経験も乏しいのでなんでも言うことを聞くようになりがちで。
事業が1つしかないから、社長がずっとその事業を見ている。
と言うような状態です。
このような企業って「社員みんなで意見を出して、会社を決めている」「みんなに意見を出して欲しい」ということを謳っていることが多いです。
面接でもなかなか見極めるのが難しいポイントで、これもしっかり口コミサイトを見ることが大切です。
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